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株式会社薬研社

ID: J00894
ID: J00894
コスモ・バイオ / Avacta Life Sciences

Affimer探索受託サービス

抗体・アプタマーに代わる次世代検出試薬


カテゴリ
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サービスについて

Affimerとは?(fig.1

Affimerとはターゲット分子に対する親和性と特異性を有し、抗体と同じように様々なアプリケーションで使用することができる約13kDaの改変小分子タンパク質です。ターゲット特異的なAffimerは動物免疫ではなく、巨大なAffimerライブラリーからin vitroスクリーニングにより選別します。またAffimerは1アミノ酸のみ異なるタンパク質や活性型および非活性型の構造変化、タンパク質発現レベルの僅かな違い等も区別して検出できます。

Affimerの構造

Affimerは生物学的に不活性であり、物理的に安定な改変システインプロテアーゼインヒビターを基本構造としています(fig.2)。この基本構造にはヒトのプロテアーゼインヒビターであるStefin Aを改変したType-Iと、植物シスタチンを改変したType-IIが存在し、両タイプの三次構造はほぼ相同です。Affimerの標的結合部位はループ1および2であり、この領域にアミノ酸の多様性をもたせることでAffimerライブラリーを調製しています。NおよびC末端は蛍光色素や様々なタグ、酵素、リガンドを用途に応じて容易に修飾可能です。また、Affimer構造中からシステインを除いているため大腸菌内でジスルフィド結合が形成されず、ロット間差なく容易に発現・精製することが可能です。さらに、Type-I Affimerはヒト由来のタンパク質には結合しないよう改変されているためoff-target効果を最小限に抑えられます。

Affimer7つの利点

  1. 親和性と特異性
    例(1)高親和性
    4つのAffimer候補(Ψで表記)が酵母SUMOのみを特異的に認識し、ヒトSUMOには結合しないことをdirect ELISAで確認しました (fig.3)。また等温滴定型熱量測定(ITC)の結果から本AffimerのKdは約30nMでした。通常Affimerの結合親和性はKd=3~30nMの範囲です。

    例(2)高特異性
    抗マウスIgG2b抗体Affimer(14-G12)はマウスIgG2bのみを特異的に認識し、その他のサブタイプにはほぼ反応性を示しません(Direct ELISA)。また、本抗体をHoriba EZ-Plex SPRi platformを用いて動態解析を行ったところ、そのKD値は3nMでした。(fig.4

    例(3)活性型と非活性型の識別
    CDK2は細胞内で単量体の非活性な状態と、リン酸化されCyclin Aと複合体を形成して活性化している状態が存在しますが、この両者を区別する抗体は存在していません。Avacta社は活性化CDK2のみを認識し、非活性化CDK2を認識しないAffimerの探索に成功しています (fig.5)。
  2. 迅速な探索
    ターゲット特異的なAffimerは1,010~1,013のAffimerライブラリーをin vitroスクリーニングすることにより探索されます。探索後に最も特異性の高いAffimerを納品するまでに要する期間は約8~9週間であり、モノクローナル抗体作製期間に比べて非常に短期間です。

  3. 品質
    品質と安定供給が保証されます。納品されるAffimerは配列解析し、大腸菌発現で製造されます。また、Affimerはロット間差なく安定供給されることを保証致します。

  4. 構造安定性
    Affimerはシングルドメインタンパク質であり、約80℃の高温下でも安定です (fig.6)。また、pH2~12の範囲でも抗体に比べ非常に高い安定性を有しています(fig.7)。更に結合能を失うことなく金やガラス、プラスチック表面に固定化することが可能であり、バイオマーカー探索のためのマイクロアレイを構築できます (fig.8)。

  5. スモールサイズ
    Affimerはある種の膜や組織を透過できるほど小さいため、広範なイメージング手法に最適な検出試薬です。また様々なアッセイ、センサー等の固相に高密度に固定化できるため、S/N比を改善することが可能です。

  6. 機能化の容易性
    Affimerは蛍光色素や様々なタグ (V5、c-myc、HA、N末端システイン等)、酵素、リガンドを用途に応じて容易に修飾可能なため、新しいアッセイ系の構築を迅速に行うことが可能です。

  7. ライセンス
    Avacta社はAffimerの知的所有権を保有しており、様々なアプリケーションやターゲットに対してライセンスすることが可能です。Avacta社は2013年にイギリスのBlueberry Therapeutics Ltdと薬剤耐性菌感染症に対する治療薬の開発にAffimerを使用するライセンス契約を締結した実績がございます。

Affimer 探索受託サービス(fig.9

Step1.スクリーニング
Avacta社はTyp-IおよびType-II Affimer骨格の標的認識部位であるループ領域に多様性を持つオリゴヌクレオチドプールとM13 phagemid vectorを用いて調製した1010のファージライブラリーを所有しています。このライブラリーを用いて標的に特異的なAffimerを4ラウンドのファージディスプレイ法で探索します。
* 標的物質に応じて108酵母two-hybridライブラリーを使用致します。

Step2.QC
選択されたAffimer候補の親和性と特異性をマイクロアレイ、免疫沈降、ウエスタンブロットで確認します。ご希望に応じてIHC、ICC、ELISA等も実施可能です。この過程で選択されたトップ3のAffimer候補をお客様に納品させて頂き、最適なAffimerをご選択頂きます。

Step3.納品
ご選択頂いたAffimerのプラスミドを納品致します。

実績

製薬、臨床検査、食品安全等様々な領域の企業50社以上のタンパク質、ペプチド、小分子に対するAffimerの探索を行い、探索成功率は90%以上です。得られたAffimerのkD値は3~30nMという高い親和性を有していました。
ご注意:本サービスの結果得られた Affimerは研究用用途に限りご使用頂けます。商用利用をご検討のお客様はお気軽にご相談ください。

必要なタンパク質量

100μg(純度:95%以上)

ご注文に関して

お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。


参考価格・納期

サービス内容 価格(税抜) 納期
Affimer探索受託サービス お問い合わせ 8~9週間

関連サイト



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※表示している参考価格は消費税等は含まれておりません。
※受託サービスは、すべて研究目的として作業を行います。その他の目的(医療品・食品の製造・品質管理や医療診断など)には使用しないで下さい。
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※人間への感染性が疑われるサンプルに関しては、お受けできない可能性がございます。
※サンプルの保管および返却を行っていない場合があります。お客様より提供いただいたサンプルおよび解析データ等は、業務終了後、廃棄される場合がございます。