サービス仕様
- シーケンシング:NovaSeq X Plus
- 納品データ:fastqファイル形式
- 納品方法:データダウンロード(100Gb未満)
ライブラリー調製方法
- NEBNext® UltraTM DNA Library Prep Kit
PCR-freeのメリットとデメリットについて
- PCR-freeのメリット
・PCRエラーやバイアスを無視できます。
・Duplication Rateが低く、ターゲット領域で、均一なカバレッジが得られることが期待できる。
- PCR-freeのデメリット
・お送りいただくDNA量が多く必要となる。
PCRありの場合:300ng以上(最低量)
PCRフリーの場合:1.5µg以上(最低量)
対して、PCRありの場合は、PCRエラーの影響を受ける可能性がありますが、PCR-freeよりも、少量のサンプル量からご依頼いただくことが可能です。
詳細については、サンプル要件の項をご確認ください。
解析メニュー(オプション)
MBWGデータ解析
クリーンデータ
クリーンデータ(CatNo. NV-CLEAN)をご依頼いただくと、以下の作業を行います。
1)オーバラップやアダプターダイマー等により、読み取ったアダプター配列の除去。
2)低質リード(Qphred ≦ 5の塩基数が全体リードの50%以上を占めるリード)の除去。
*Qphred=-10log10(e)塩基配列識別の正確性を示す単位。
3)塩基配列不明(N)が10%を超えるリードの除去。
*クリーンデータ後のデータは、fastqファイル形式となります。
*クリーンデータ前後のデータ両方を納品させていただきます。