JAPAN TESTING LABORATORIES / JAPAN TESTING LABORATORIES(日本信頼性評価機構)
線維芽細胞を用いたコラーゲン産生能回復試験
化粧品や食品等の素材におけるコラーゲン産生回復能を検定する試験として有用です。
カテゴリ
質量分析・試料分析 > 食品分析・食品検査・化粧品評価 > 食品素材の免疫分析
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サービスについて
概要
線維芽細胞は真皮中に存在し、コラーゲンを産生します。コラーゲンは肌の弾力性を保ち皮膚のバリア効果を補強するなど重要な働きをしています。
しかし、加齢や紫外線による光老化によりコラーゲンの産生量が減少することが知られており、肌の弾力低下、皺の形成など肌の老化現象をもたらす一因となっています。そのためコラーゲン産生能の維持・回復はとても重要です。(fig.1)
試験例
- 炎症メディエーターとして知られるTNF-αを線維芽細胞に10ng/mL添加することでコラーゲン産生量を低下させます。
- 被検物質を細胞に添加し、一定時間培養します。
今回は被検物質としてアスコルビン酸(ビタミンC)を100μM添加しました。 - 培養上清を採取し、培養上清中に含まれるコラーゲン量をELISA法により定量します。
この状態の線維芽細胞にアスコルビン酸を添加するとコラーゲンの産生が回復しました。
このように、化粧品素材や食品素材などの被検物質にコラーゲン産生回復促進能があるか検定できます。
なお実際の試験時において、アスコルビン酸は陽性対照としてコラーゲン産生回復促進能の目安となります。
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