RayBiotech / フナコシ ID: J01568

エピトープマッピング解析受託サービス ID: J01568

サービスについて

概要

抗原上の抗体結合部位を同定するためのエピトープマッピング解析受託サービスです。RayBiotech社にて、ご希望の重複ポリペプチドをデザイン・合成し、それを固定化したガラススライドアレイを作製して、レーザースキャナーによる検出および解析を行います。診断アプリケーション、ワクチン開発、タンパク質相互作用の解析、自己免疫疾患の研究などに有用です。(fig.1

特長

  • 抗原タンパク質のアミノ酸配列情報と抗体または抗血清をご用意いただくだけで、アレイ試験の結果、ポジティブエピトープの配列などを掲載したレポートをお届けします。
  • お客様のご希望に応じたペプチドアレイを作製します。
  • アレイ完成後、短期間で結果をご報告いたします(初期データの解析時間:約6時間)。
  • Biotin-streptavidinとCy3の組み合わせによる蛍光シグナルを検出するため、検出レンジが広く、高感度です。

適用

  • 高抗原性エピトープの特定
  • 治療薬およびワクチン開発
  • 標的タンパク質に対する最適な抗体の決定
  • 保存された抗原配列に対する交差性反応の検索
  • エピトープ変異解析
  • 自己免疫疾患の研究
  • アレルゲン脱感作の研究
  • サービスの流れ

    1. 重複ポリペプチドのデザインfig.2
      (例)20個のアミノ酸からなる標的タンパク質の場合、合成ペプチドの長さ(mer)とオフセット残基数で、重複残基数とペプチドアレイのサイズを決定します。例えば、合成ポリペプチドが10merの場合、2残基のオフセットを持つ6種のポリペプチド、または4残基のオフセットを持つ4種のポリペプチドを合成する必要があります。
    2. 重複ポリペプチドの合成
      RayBiotech社では、脱塩ポリペプチド(純度:>95%)をμg~mg量で供給可能です。
    3. 重複ポリペプチドのスライドアレイ作製
      ガラススライドに重複ポリペプチドを固定化し、ペプチドのライブラリーサイズに併せて多種フォーマットのスライドアレイを作製します(2, 4, 6, 8, or 16 arrays / slide)。
    4. アレイのシグナル検出
      お客様の抗体または標的タンパク質を使用してペプチドアレイのシグナル検出を行います。お客様ご自身でシグナル検出をご希望の場合は、検出に必要なキットコンポーネントのご用意も可能です。
    5. データ解析
      レーザースキャナーによる検出後、RayBiotech社の解析ソフトウェアを用いて各々のエピトープの特異的な結合を評価します。

ご用意いただくもの

精製抗体の場合は 20~50μg、抗血清の場合は10~50μLをご用意下さい。
ポジティブコントロールとして抗原タンパク質をご用意いただける場合は、通常 0.1~0.5μgが必要です。

ご注文に関して

お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。

参考価格・納期

サービス項目 価格(税抜) 納期
エピトープマッピング解析受託サービス お問い合わせ お問い合わせ

関連サイト