概要

抗体は抗原と結合する場合、抗原全体を認識し結合する訳ではなく、その一部を認識し結合します。
エピトープマッピングでは抗原タンパクのどの領域・配列に実際に抗体が結合（反応）するのかを確認し、エピトープ部位を調べる事が可能です。（fig.1）
お客様は抗体と抗原（コントロール用）をお送りいただくだけです。後の作業はすべてコスモ・バイオにお任せください。
解析に使用するペプチドライブラリーの合成は国内のコスモ・バイオ社自社ラボにて行います。

プラン内容

• ペプチド配列デザイン
• ペプチド合成
• ペプチドライブラリー作製
• エピトープ領域の解析

＊ 1次スクリーニングで力価の高い上位3本のペプチドを高純度で再合成し、2次スクリーニングを行います。

配列デザインについて

ペプチドの純度、鎖長、オーバーラップ数を検討することで全体の費用を調整することが出来ます。お客様でご指定いただくことも可能ですし、ご予算に応じてコスモ・バイオ社からご提案することも可能です。

• ペプチド純度
  1次スクリーニング用：≧50％　＊変更可能
• 2次スクリーニング用：≧95％
• ペプチド鎖長：10残基～15残基
• オーバーラップ数：ご自由に決定可能

スクリーニング用ペプチドのオーバーラップ例

（fig.2）10残基・5オーバーラップ
スクリーニングスポット数を抑える事により価格を抑えつつ、凡その抗原配列を確認する事が可能。

（fig.3）10残基・9オーバーラップ
スクリーニングスポット数が多くなりますが1残基ずつ違いを見ることにより、より正確な抗原配列を確認する事が可能。