概要
理化学研究所 宮脇 敦史 先生が開発したリアルタイムに細胞周期を観察できる蛍光プローブ Fucci。現在では、細胞周期研究のスタンダードツールとして使用されています。
テクノプロ・R&D社では、改良型 Fucci(CA)5 を利用した受託試験を承っています。発生、分化、再生、がん化など、細胞周期に関連する生命現象の解明にご活用ください。(
fig.1)
【活用例】
・抗がん剤などの薬剤スクリーニング
・iPS細胞、オルガノイドの増殖モニター・性能評価
・老化研究(CDK阻害剤評価)
サービスの流れ
- Fucci 発現細胞の準備
ご希望の細胞へFucci(CA)5遺伝子を導入します。薬剤耐性選択やクローニングも可能です。
- Fucci イメージング
蛍光顕微鏡 (Keyence, BZ-X801)による2次元データの取得
共焦点定量イメージサイトメーター(横河電機, CellVoyager CQ1)での3次データの取得(*)
* タイムラプスデータの取得も可能です。
- 画像処理、データ解析
オープンソースソフトウェア(Fiji / ImageJ、Rなど)による画像処理、データ解析
- 報告書の提出
ご希望のファイル形式での測定生データのお渡しも可能です。