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JAPAN TESTING LABORATORIES / JAPAN TESTING LABORATORIES(日本信頼性評価機構)

角化細胞を用いた抗炎症試験

化粧品や食品等の素材における抗炎症作用を検定する試験として有用です。


カテゴリ
質量分析・試料分析 > 食品分析・食品検査・化粧品評価 > 食品素材の免疫分析
細胞解析・作製・培養 > 機能評価・細胞培養・細胞解析 > 細胞アッセイ・細胞培養・細胞評価活性測定

サービスについて

概要

角化細胞は表皮基底層で盛んに分裂し、角層を形成して外界とのバリアの役割を果たす表皮となります。
角化細胞は体の一番外側に存在するため、紫外線など外界からの刺激に対して敏感に炎症反応などを引き起こします。角化細胞でおこった炎症反応は炎症メディエーターであるインターロイキン(IL)-1αや腫瘍壊死因子(TNF)-αを介して他の細胞に働きかけ、様々な反応を惹起することで炎症反応が拡大していきます。
今回は紫外線照射の代替モデルとして、TNF-αを添加して炎症を惹起しました。(fig.1

試験例

  1. 被検物質(今回はステロイド系の抗炎症剤であるDexamethasone-21-acetate)を正常ヒト角化細胞に添加しておきます。
  2. 紫外線刺激の代わりに、炎症メディエーターであるTNF-αを角化細胞に添加することで炎症を惹起します。
  3. 24時間後に培養上清を採取し、培養上清中に含まれるIL-1αをELISA法で定量します。
  4. 同時に角化細胞の細胞数も計測し、単位細胞あたりのIL-1α産生量を算出することで抗炎症作用を確認します。
TNF-αで炎症を惹起することにより、IL-1αの産生量は上がります。
しかし、事前にDexthamethasone-21-acetateで処理することにより、炎症の程度は抑えられました。
このように、被検物質に抗炎症作用が存在するか確認することができます。
なお実際の試験時において、Dexamethasone-21-acetateは陽性対照として抗炎症作用の目安となります。
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