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OlinkTM プロテオーム解析 ID: J01912

サービスについて

概要

Olink Proteomics社が提供するOlinkTMはProximity Extension Assay(PEA法)による特異性の高いイムノアッセイと次世代シーケンサーを組み合わせた手法で、高感度でハイスループットな解析を実現します。Olink Explore HTを使用することで、最大約5,400種類のタンパク質を定量できます。また、Olink Explore 3072を使用する場合は最大約3,000種類のタンパク質を同時に定量できます。

理研ジェネシス OlinkTM プロテオーム解析の強み

  • OlinkTMの正規サービスプロバイダー。
  • ハイスループットなアッセイ系で数千検体規模の調査・コホート研究に対応。
  • 様々な機関から認められた品質保証で医薬品開発に対応。
  • 血清血漿以外の検体種での様々な実績。
  • 経験豊富なスタッフによる安心のサービスとサポート体制。
  • 理研ジェネシス独自の解析閲覧ソフト「Riken genesis Visualizer for Proteome」を使用することで、データを直感的かつ詳細に閲覧可能。詳細はこちらの資料をご覧ください。
Olink Explore 3072限定
通常1バッチで88検体を処理するところ、1バッチで22検体の相乗り解析を実施しています!
対象となる検体は、血漿・血清または脳脊髄液です。Olink解析が初めての方や検体数が少ない方に特におすすめです。
また、パイロットスタディとしてもご利用いただけます。

OlinkTMの特徴

高感度なタンパク質定量解析
Olinkでは抗体とDNAベースの手法を組み合わせたPEA法を用いることで、抗体の交差反応性を排除することに成功し、高い特異性・高感度性・再現性を実現しました。
*「抗体の交差反応性」:抗体が抗原とは異なるタンパク質を認識して結合すること。

PEA法の概要(fig.1
PEA法では、標的タンパク質に対して2種類の特異的な1本鎖DNA タグ付き抗体を用いてイムノアッセイを行います。2種類の特異的な抗体が正しく標的を認識した場合のみ、それぞれの抗体に付加している1本鎖DNAから2 本鎖 DNA が形成されます。次に、この2本鎖DNAを鋳型にしてPCRを行います。最後に、増幅したDNA断片をリアルタイム PCR や次世代シーケンサーで検出し、標的タンパク質の発現量を定量解析します。

低濃度タンパク質の検出も可能に
PEAテクノロジーではDNAタグ付き抗体を使用することで従来法より高い特異性を示します。また、PCRによるDNA断片の増幅によって検出感度を高めます。その結果、質量分析法では測定が困難であった低濃度のタンパク質、サイトカインやケモカインの検出も可能です。高濃度のタンパク質は、抗原抗体反応に最適化されたサンプル希釈率を用いて定量します。(fig.2

Olink Explore シリーズ

Olink Exploreシリーズでは、Olink Explore 3072 と Olink Explore HTの2種類をご用意しております。
Olink Explore 3072 一度に測定できるタンパク質の種類 約3,000種類 1解析あたり検体数 88検体 検体量 最低30μL パネルごとの解析も可能(*1)
Olink Explore HT 一度に測定できるタンパク質の種類 約5,400種類 1解析あたり検体数 172検体 検体量 最低30μL より網羅的なご研究向き

測定対象タンパク質の概要
・血液中の分泌タンパク質:「Blood Atlas」から選出
・組織特異的血液バイオマーカー:主要27臓器の漏出タンパク質
・炎症性タンパク質:PubMedの抄録 500万件のテキストマイニングでピックアップ
・薬剤標的タンパク質:既存薬と現在進行中の治験候補
・血中タンパク質:血液中において質量分析によって同定されているタンパク質

Olink Explore 3072のタンパク質リストはこちら
Olink Explore HTのタンパク質リストはこちら

*1 Olink Explore 3072は、8種類のパネル(循環器、癌、神経、炎症の4種類項目、各2種類)を用いることで、最大約3,000種類のタンパク質を同時に検出可能です。(注)Olink Explore HTは1つのパネルです。

Olink® Explore 3072 パネル構成

心臓代謝疾患 Olink®Explore 384 Cardiometabolic
Olink®Explore 384 CardiometabolicⅡ
炎症性疾患 Olink®Explore 384 Inflammation
Olink®Explore 384 InflammationⅡ
神経疾患 Olink®Explore 384 Neurology
Olink®Explore 384 NeurologyⅡ
腫瘍性疾患 Olink®Explore 384 Oncology
Olink®Explore 384 OncologyⅡ

データ解析(オプションサービス)

Olinkはオプションによってさまざまな解析が可能な商品です。
統計解析を用いた群間のタンパク質発現比較、発現変動が上位のタンパク質の抽出、クラスタリング、パスウェイ解析、データの可視化(散布図、クラスタリングなど)などがご利用いただけます。(fig.3)(fig.4)(fig.5)(fig.6

fig.6)の詳細はこちら

納品物

  1. NPXデータファイル(.csv)
  2. Excel上で閲覧しやすい形に変換したNPXデータファイル(.csv)
  3. 解析報告書(OlinkTM NPX Explore より出力されたAnalysis Reportを含む)
  4. 暗号化したDVD-R、暗号化したUSBメモリーまたは、暗号化したHDD [NPX file(.csv形式)、(ランダマイゼーションを行った場合)サンプル情報ファイル(.csv形式)を含む]

検体種

血清、血漿 100uL
(その他のサンプル種については、別途ご相談ください。)

ご提出方法

Olink®では、96ウェルプレートに検体をランダムに配置してアッセイを行います。
そのため、検体を96ウェルプレートにランダムに配置した状態で、冷凍送付してください。
ランダマイズの方法については、発注時にお問合せください。
*理研ジェネシスでのランダマイズをご希望される際は、別途費用がかかります。

ご注文に関して

お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。

製品カタログ・リーフレット

参考価格・納期

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