概要
生体試料分析や物性分析をお引き受けしております。生体試料分析では、生理学、薬理、毒性実験などにおいて一般的に用いられる動物種での臨床検査[血液学的検査(機器分析、血液塗抹標本を用いた鏡検)、血液生化学的検査、尿検査、骨髄検査]や生体試料中の被験物質や生体成分の分析を受託しております。物性分析では、委託者様のサンプルのスペクトル測定や、水分、灰分、含量分析などが可能です。トランスジェニック社の生体試料分析・物性分析は、次のような特長を有していますので、委託者様の実験サンプルをお送りいただければ、信頼性の高い結果をお届けすることが可能です(特殊な手法の場合は、測定法の適正性確認のために少しお時間をいただくことがあります)。
特長
- 汎用臨床検査用機器だけでなく、HPLC-UV/VIS/RI,GC-FID、分光光度計、フーリエ変換型赤外分光光度計(FT-IR)、粘度計、水分計、灰化装置、フローサイトメーターなどの様々な分析機器を取り揃えておりますので、様々な生体試料分析・物性分析が可能です。
- 血漿、赤血球、脳検体を対象としたアセチルコリンエステラーゼ活性測定が可能です。
- 酵素の物性分析の経験も豊富です。
- トランスジェニック社で日々行われる毒性試験の多くはGood Laboratory Practice(GLP)に準拠しているため、汎用的な操作手技、機器等については厳しい適正性確認(バリデーション)がなされています。
- 一般的な分析法でない場合も、分析法のバリデーションを行います。
検査項目
血液学的検査項目 |
ヘマトクリット値 | ヘモグロビン量 | 赤血球数 |
平均赤血球容積 | 平均赤血球血色素量 | 平均赤血球血色素濃度 |
網赤血球数/率 | 血小板数 | 白血球数 |
好中球数/率 | リンパ球数/率 | 単球数/率 |
好酸球数/率 | 好塩基球数/率 | 大型非染色球数/率 |
プロトロンビン時間 | 活性化部分トロンボプラスチン時間 | フィブリノーゲン |
生化学的検査項目 |
総蛋白 | 血糖 | 中性脂肪 |
総コレステロール | 遊離コレステロール | リン脂質 |
遊離脂肪酸 | 尿素窒素 | クレアチニン |
総ビリルビン | 直接ビリルビン | 尿酸 |
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ | アラニンアミノトランスフェラーゼ | アルカリホスファターゼ |
γ-グルタミルトランスペプチダーゼ | クレアチンキナーゼ | 乳酸脱水素酵素 |
コリンエステラーゼ | アミラーゼ・カルシウム | 無機リン |
マグネシウム | ナトリウム | カリウム |
塩素 | アルブミン分画濃度/比率 | α1-グロブリン分画濃度/比率 |
α2-グロブリン分画濃度/比率 | β-グロブリン分画濃度/比率 | γ-グロブリン分画濃度/比率 |
A/G | HDL-コレステロール分画濃度/比率 | LDL-コレステロール分画濃度/比率 |
VLDL-コレステロール分画濃度/比率 | カイロミクロン分画濃度/比率 | |
骨髄検査項目 |
前赤芽球 | 好塩基性赤芽球 | 多染性赤芽球 |
正染性赤芽球 | 赤芽球核分裂像 | 骨髄芽球 |
前骨髄球 | 骨髄球 | 後骨髄球 |
桿状核球 | 分葉核球 | 好酸球 |
好塩基球 | 顆粒球核分裂像 | 単球 |
リンパ球 | 細網細胞 | 形質細胞 |
巨核球 | 組織肥満細胞 | 赤芽球合計 |
顆粒球合計 | Myeloid/erythroid比 | 有核細胞数 |
尿検査項目 |
pH | 潜血 | ケトン体 |
糖 | 蛋白 | ビリルビン |
ウロビリノーゲン | 尿量 | 色調 |
尿浸透圧または尿比重 | 尿沈渣 | ナトリウム濃度/排泄量 |
カリウム濃度/排泄量 | 塩素濃度/排泄量 | 尿蛋白 |
N-アセチルグルコサミニダーゼ | カルシウム | クレアチニン |
コリンエステラーゼ活性 |
血漿コリンエステラーゼ活性 | 赤血球コリンエステラーゼ活性 | 脳コリンエステラーゼ活性 |
甲状腺ホルモン |
甲状腺刺激ホルモン(TSH) | チロキシン(T4) | トリヨードチロニン(T3) |