単糖組成解析
- 概要
単糖を蛍光基でラベル化し、標準品と比較することでサンプル中の各糖の組成、定量を可能とします。(fig.1)
- 使用装置
装置:ACQUITY UPLC® H-Class(Waters)
カラム:ACQUITY UPLC BEH C18, 2.1 mm x 100 mm(Waters)
- 仕様
・サンプルの種類:単糖混合物、オリゴ糖、多糖、糖脂質、糖タンパク質、糖類を含むその他試料
・必要量:50μg~1mg
・納期:約3週間
- ご報告内容
・HPLC データ
・各単糖の組成
・各単糖の定量値
・定量に使用した検量線データ
【標準品11種を用いた単糖組成分析】(
fig.2)
標準品として、ガラクトース (Gal)、マンノース (Man)、グルコース (Glc)、アラビノース (Ara)、リボース (Rib)、キシロース (Xyl)、N-アセチルマンノサミン (ManNAc)、N-アセチルグルコサミン (GlcNAc)、ラムノース (Rha)、フコース (Fuc)、N-アセチルガラクトサミン (GalNAc) を使用いたします。
【標準品13種を用いた単糖解析】(
fig.3)
シアル酸単糖組成解析
- 概要
シアル酸とは炭素9個からなり、アミノ基とカルボン酸を有するノイラミン酸の修飾体の総称です。ファーマフーズ社では下記のようなシアル酸を蛍光基でラベル化し、標準品と比較することでサンプル中の各糖の組成、定量を可能とします。生体試料、化粧品原料、食品原料、健康食品に含まれるシアル酸量を算出します。(fig.4)
- 使用装置
装置:ACQUITY UPLC® H-Class(Waters)
カラム:ACQUITY UPLC BEH C18, 2.1 mm x 100 mm(Waters)
- 仕様
・サンプルの種類:単糖混合物、オリゴ糖、多糖、糖脂質、糖タンパク質、糖類を含む化粧品原料、食品原料、健康食品など
・必要量:ご相談ください
・納期:約3週間
- ご報告内容
・HPLC データ
・各単糖の組成
・各単糖の定量値
・定量に使用した検量線データ
【標準品3種を用いたシアル酸単糖組成解析】
5 位アミノ基が、アセチル修飾されたN-アセチルノイラミン酸 (Neu5Ac)、グリコリル修飾された N-グリコリルノイラミン酸 (Neu5Gc)、水酸基に置換されたデアミノノイラミン酸(3-deoxy-D–glycero–D-galacto-2-nonulopyranosonic acid; KDN)を標準品として使用いたします。(
fig.5)