ID: J01619
ID: J01619
ファーマフーズ アプロサイエンスグループ / 自然免疫応用技研
NO(一酸化窒素)産生試験
マクロファージ系細胞を用いて、食品、化粧品、天然物、化合物の免疫機能を評価します。
カテゴリ
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サービスについて
サービス内容
マクロファージは、全ての多細胞動物が持つ自然免疫機能の中で最も基盤となる、異物を認識し、貪食して排除する細胞です。マクロファージの活性化により、生物本来が持つ生体恒常性維持能力(自然免疫)を高め、感染症予防や、がんの排除、創傷治癒などの機能が亢進します。このマクロファージの活性化能を評価することで、ご依頼の物質の有する自然免疫に対する機能性を評価します。
NO(一酸化窒素)産生試験
マクロファージのNO(一酸化窒素)活性は、細菌やウイルスなどの異物を排除する時に亢進します。マクロファージ細胞株(RAW264.7 や NR8383、J774.1など)の培養液中にご依頼の物質を添加し、24~72時間後の培養上清を回収します。一酸化窒素(NO)産生能として、上清中の亜硫酸量を、グリエス試薬を用いて測定します。
◆試験概要
マクロファージ細胞株(RAW246.7、NR8383、J774.1等)の培養液中に試験サンプルを添加し、24~72時間後の培養上清を回収します。上清中のNO(実際には亜硝酸)量を、グリエス試薬を用いて測定します。
実施例(fig.1)
*ラット末梢血から回収し単球、及び肺胞マクロファージ細胞株に、大腸菌由来のLPSを各濃度(0.01~100ng/mL)で添加し、
24時間後の培養上清を回収した。グリエス試薬を用いて、上清中の亜硝酸量を測定した。
注意事項
検体は培養液に添加して試験しますので、無菌状態でご提供ください。細胞障害性を有する検体は、細胞障害性を調べる試験を一緒に行うことをお勧めします。
LPSを含む検体は、LPS含量を確認する試験を行った上、LPSの作用を抑制するポリミキシンB有無での測定を行うことをお勧めします。
ご注文に関して
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参考価格・納期
サービス項目 | 価格(税抜) | 納期 |
---|---|---|
NO(一酸化窒素)産生試験 | お問い合わせ | 細胞、検体、試薬が揃ってから1ヶ月が目安 |
関連サイト
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