概要
お手持ちのプラスミドを大腸菌に形質転換し、大量培養後にキットカラムで精製し、塩化セシウムエチジウムブロマイド密度勾配超遠心法にて調製したプラスミドをお届けいたします。
IVT用のテンプレートとしてプラスミドが使われておりますが、cccプラスミド純度がIVT後のmRNA収量やdsRNAの生成に影響を与えると言われております(Piao et al. (2024)
Molecular Therapy Nucleic Acids. 35, 102223.)。
キットカラムのみの精製ではゲノムDNAや開環状(oc)プラスミドなどが混在した状態となっており、塩化セシウムエチジウムブロマイド密度勾配超遠心を行うことでcccプラスミドを高純度に取得することが可能になります。(
fig.1)
* cccのみが含まれていることを保証するものではございません
特長
お客様よりご提供頂きましたプラスミドから大量調製を行います。
- 20mg程度までの調製が可能
- キットカラム精製後、塩化セシウムエチジウムブロマイド密度勾配超遠心法で調製します
- ccc純度の高いプラスミド
- polyA鎖長も独自の手法にて厳密に管理しております
20mgより大量のプラスミド調製やGLP、GMP対応がご希望の場合は別途ご相談下さい
日本国内での対応が可能です
サービス内容
- プラスミド調製
キットカラム精製後、塩化セシウムエチジウムブロマイド超遠心にて調製
- プラスミド保証収量
~20mg程度まで
(20mgより多い場合やGLP、GMP対応をご希望の場合はご相談ください)
- 配列保証
NGSまたはサンガーシーケンシングにて100%配列保証
制限酵素切断パターン確認
その他の項目についても応相談