概要
Olink Target 48 Cytokine は、マルチプレックスイムノアッセイ(48因子)を多検体(48検体)同時に行うことができる手法で、『炎症プロセス』研究において関連性の高い微量タンパク質の絶対定量が可能です。(
fig.1)
『高精度』『定量的』かつ『多検体処理』が求められるヒト臨床検体のプロテオーム解析に最適です。
アプロサイエンスでは、この革新的プロテオーム解析技術を用いた受託サービスを日本国内で初めて開始いたしました。
特長
- 検量線に基づく標準濃度単位 (pg/mL)での絶対定量。
- パネルは全3種類(ヒト 2種類、マウス 1種類)
┗ Cytokine, Immune surveillance, Mouse Cytokine
┗ ”炎症プロセス”研究を中心にバイオマーカーを厳選。
- 1つのパネルにつき、最大40サンプルの測定が可能。
- 血清・血漿・脳脊髄液に対応。
- 必要なサンプル量は 血漿の場合 1μL
Cytokineパネルは
こちらでご確認ください。
基盤技術
1つのタンパク質に対し、2つの DNA タグ付き抗体でイムノアッセイを行い、得られた2本鎖 DNA からリアルタイム PCR や次世代シーケンサーで発現定量を行う技術です。
ターゲットタンパク質に特異的な2つの抗体が正しく結合した場合のみ、2本鎖 DNA が形成されるため、極めて特異性の高いアッセイ技術であり、マルチプレックス反応における抗原と抗体の交差反応性の問題を克服しています。
基盤技術の詳細は
こちらをご確認ください。
サービス内容
- サンプル前処理
┗ 96ウェルフォーマットへの分注作業
┗ サンプル ランダマイゼーション
- Olink Target48分析
- 専用ソフトウェアでの一次解析
サービス項目 |
価格(税抜) |
納期 |
Olink Target 48 |
基本料金 |
¥800,000/パネル *1パネルで最大40検体測定可能 |
分析サンプルをお受け取りした日から 1.5~2ヶ月程度 |
分析単価 |
¥17,500/検体 |
例)2群 × 各 n=15(測定数30検体)の場合
¥800,000 + ¥17,500×30 = ¥1,325,000(税抜)
例)3群 × 各 n=36(測定数108検体)の場合、
¥800,000×3 + ¥17,500×108 = ¥4,290,000(税抜)
・多検体(複数パネル使用)の場合、上記定価設定より割引適応いたします。ご相談ください。
・ファーマーズ者(国内拠点)での分析のため、サンプル輸送費は〜¥2,000程度です。
一般の宅配【冷凍便・ドライアイス梱包】でお送りください。
・分析遂行の最小検体数は20検体以上とさせて頂いております。
20検体未満でご依頼の場合には、別のユーザー様案件とのパネルシェアをお待ち頂く、
または、20検体分の費用をご負担いただく事をお願いたします。