サービス仕様
Human Methylome受託解析サービスでは、NGSを用いてヒトの組織検体や血しょう中セルフリーDNAなど
リキッドバイオプシーから得られた微量サンプルの網羅的なDNAメチル化プロファイルを取得します。バイ
オマーカー探索やがん・神経変性・循環器・代謝性疾患のモニタリングに適しています。
独自のワークフローを通してお客様のサンプルから高品質の分析データを取得・解析を加え、結果をお手元
にお届けします。
お客様のご注文後、サンプル送付から処理、データ取得、解析を包括的にサポートします。
特長
- Human Methylomeパネルを用いることにより、メチル化バイオマーカーの同定を実現
- 398万箇所以上のCpGサイトを解析可能
- 123Mbのパネルが、ヒトのCpGアイランドサイトの84%以上をカバー
- WGBSより高い費用対効果
- 高いカバレッジでデータ取得
- Twist Bioscienceの技術を活用
Human Methylome 受託解析で高度な DNA メチル化検出を実現
【サンプル処理から解析まで】
最先端の酵素変換処理と、Twist 社の高性能カスタムプローブによる均一なキャプチャにより、高いオンターゲット率で再現度の高い解析が可能です。
【革新的なライブラリー調製】
ライブラリーの複雑性とGCバランスが大幅に改善されており、より高いCpG検出率が得られています。
また、サンプルダメージの低減に伴い、希少サンプルや難サンプルの使用が可能になりました。
【ハイブリダイゼーション試薬の最適化】
性能を落とさずにハイブリダイゼーションのタイミングを調整し、パフォーマンスを向上いたしました。また、メチル化DNAのハイブリダイゼーションエンハンサーを採用し、オンターゲット率が改善しています。
【高効率のカスタムメチル化パネル】
キャプチャープローブは管理された設計・合成・品質管理によって、均一性と再現性を最大化しており、センス、アンチセンス、メチル化および非メチル化DNAを同時にキャプチャできます。あらゆるパネルサイズ、
ターゲット領域、マルチプレックス要件に対して卓越したパフォーマンスを発揮します。
Human メチローム解析の流れ
Step 1:
・ゲノムDNAの品質チェックとgDNAのせん断
・断片化処理
Step 2:
・酵素的塩基変換
・ライブラリー構築と特異配列のキャプチャー
Step 3:(
fig.1)
・シーケンシング(Illumina社プラットフォーム使用)
・ペアエンド 150bp、サンプル当たり平均 60 Mi raw reads ‒ 理論カバレッジ >150 x
バイオインフォマティクス解析
多彩な追加解析オプションを取り揃えています。
- スタンダード解析
・レファレンスゲノムへのアラインメント
・メチレーションコール
・アノテーション
- アドバンス解析
・示差解析
・示差遺伝子のアノテーション
・主成分分析
・GO解析
・パスウェイ解析
- 解析のカスタマイズ
機械学習解析など上記にない解析法をご希望の場合はお気軽にご相談ください。