富士フイルム和光純薬 / 富士フイルム和光純薬 ID: J01738

抗体遺伝子クローニングサービス ID: J01738

抗体断片化・修飾、ハイブリドーマのキメラ化・ヒト化

サービスについて

概要

お手持ちのハイブリドーマの遺伝子配列解析はすでにお済みですか?
ハイブリドーマが増殖不良になったり、目的の抗体の産生量が減少したりする前に、本サービスを用いて、ハイブリドーマから抗体遺伝子をクローニングすることをお勧めします。

ハイブリドーマから抗体が取れにくくなる理由としては、ハイブリドーマの増殖不良や、微量に混入した別クローン増殖による目的のハイブリドーマの淘汰等が考えらます。
これらの場合、「取得できる抗体遺伝子=目的の抗体の遺伝子」になるとは限りません。
そのため、得られた抗体が確実に抗原に結合するかを確認する必要があります。
本サービスでは、お客様から目的の抗原をご提供頂き、抗原に結合する抗体の遺伝子をクローニング致します。
その過程で得られる抗体遺伝子( DNA )、抗体遺伝子情報、および発現した少量の抗体タンパク質も成果物としてお客様の元にお届けします。
そのため、お客様も成果物到着後にすぐにサブクローニング、免疫染色等で確認することができます。

下記のような目的をお持ちのお客様にお薦めのサービスです。

  • 低抗体産生株化したハイブリドーマから抗体遺伝子をクローニングしたい。
  • 組み換え抗体を作成するために、モノクローナル抗体可変領域の配列情報を取得したい。
  • モノクローナル抗体を特許申請するため、可変領域の配列を解析したい。

試験の流れ(fig.1


ご提供頂くもの

  • ハイブリドーマ(105~106細胞)および、ご使用のハイブリドーマ培地
  • 抗体情報(動物種、アイソタイプ、サブクラス等(*1))
  • 抗原とポジコン抗体(ELISAプレート5枚分程度の抗原(*2)、ポジコン50 μg程度(*3))
  • 検出系プロトコル(ELISAであれば抗原固相濃度、反応条件等(*4))
*1 不明な場合はその旨をお知らせください。
*2 1 μg/ml/wellでELISAプレートに抗原を固相する場合は25μgになります。
*3 ポジコン抗体は目的の抗原に結合する同動物種の抗体が最適ですが、不所持の場合はハイブリドーマの培養上清で対応可能です。
*4 お客様と相談の上、富士フイルム和光純薬社で使用する手順もしくは試薬を変更することがあります。

納品物

  • 抗体遺伝子配列情報
  • 抗体遺伝子搭載プラスミド
  • 抗体(トランスフェクション培養上清)
  • 試験報告書

ご注文に関して

以下のファイルをご利用の上、お問い合わせフォーム からご送付ください。

専用注文書類

参考価格・納期

サービス項目 価格(税抜) 納期
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