ID: J01500
ID: J01500
ジェンスクリプトジャパン / ジェンスクリプトジャパン
1本鎖DNA合成サービス
効率的で正確なCRISPRノックインに最適なssDNA
カテゴリ
遺伝子工学 > 遺伝子実験 > ゲノム編集(CRISPR-Cas9・TALEN・ZFN)
サービスについて
概要
GenScriptは、CRISPR相同組み換え修復(HDR)を利用した遺伝子ノックインの効果を最大化する、高品質で配列検証済みの1本鎖DNAの提供を開始します。CRISPRノックイン用HDRテンプレートとして1本鎖DNAを使用する利点
- 高い編集効率
- 低い細胞毒性
- オフターゲット効果の低減
- 正確性の向上
- 初代細胞や幹細胞の編集に最適
- 遺伝子改変動物モデルの作製に最適
特長
- サンガー法シーケンシングによる解析を行い、製品の目的配列が正しいことを保証します。
- 独自の手法で、2本鎖DNAは検出できないレベルに抑え、塩基損傷を最小限に防ぎます。
- 20μgまでの収量増が可能で、様々な実験デザインに対応できます。
- テンプレート配列を製造部で保存するため、同じ配列をより速く安価に再注文できます。
- 16年以上にわたる遺伝子合成サービスで培った経験とノウハウがあります。
CRISPR HDRによる遺伝子ノックインのメカニズム
CRISPR/Cas9テクノロジーは、標的の遺伝子上に適切な2本鎖DNA切断(DSBs)を起こすために広く用いられています。ガイドRNA(gRNA)は標的DNA上のprotospacer adjacent motif(PAM)配列を認識し、Cas9との複合体を形成します。そしてCas9エンドヌクレアーゼ活性によって生じる2本鎖切断が2種類のゲノム編集の引き金となります。1つはnon-homologousend-joining(NHEJ)で2本鎖切断サイトに挿入または欠損の変異を導入します。もう1つはhomology directed repair(HDR)で、ドナーDNAを切断サイトン挿入し、遺伝子ノックインを引き起こします。従来、HDRドナーテンプレートとしては2本鎖DNAがよく用いられてきました。しかしながら最近の研究から、1本鎖DNA(ssDNA or ssODN)がCRISPRベースの遺伝子挿入や置換、修正などに最適であることが明らかになっています。1本鎖DNAを使用することで、初代細胞や幹細胞の編集、遺伝子改変動物モデルの作製において、編集効率や正確性、オフターゲット効果などの点で大きく改善されることが示されています。
1本鎖DNAをより使いやすくするため、GenScriptは独自のアプローチで2本鎖DNAを検出できないレベルまで抑え、DNAの損傷を最小限に抑えています。配列の100%保障と収量増へのフレキシブルな対応を備えた本サービスをご利用いただければ、CRISPR遺伝子ノックインはさらに容易に行えるようになります! |
ご注文に関して
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製品カタログ・リーフレット
参考価格・納期
サービス名 | サイズ(Nucleotides) | 収量 | 価格(税抜) | 作業日数(営業日) |
---|---|---|---|---|
1本鎖DNA合成サービス | 151~500nt | 3μg | ¥56,000 | 15~18 |
5μg | ¥77,000 | |||
10μg | ¥112,000 | |||
20μg | ¥182,000 | |||
>20μg | お問い合わせ | |||
501~3,000nt | 3μg | ¥112/nt | 18~23 | |
5μg | ¥140/nt | |||
10μg | ¥182/nt | |||
20μg | ¥266/nt | |||
>20μg | お問い合わせ | |||
3,000~5,000nt | お問い合わせ | お問い合わせ | お問い合わせ |
*作業日数に加え、別途4~5日の輸送時間がかかります。
関連サイト
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