ID: J01561
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アステック / アステック
アレルギー分野:炎症物質分泌モデル細胞を用いた評価
炎症をはじめとする症状を引き起こす物質を測定し、アレルギーへの作用を評価します
カテゴリ
細胞解析・作製・培養 > 機能評価・細胞培養・細胞解析 > 細胞アッセイ・細胞培養・細胞評価活性測定
タンパク質工学 > プロテオミクス(タンパク質解析) > ELISA・EIA・カスタムアレイ・マルチプレックス作製&測定
サービスについて
概要
ヒスタミンをはじめとしたアレルギーの症状を引き起こす物質は、主に肥満細胞や好塩基球から「脱顆粒」と呼ばれる現象によって分泌されます。添加物のアレルギーへの作用を評価するため、添加物の存在下で細胞に対して様々な「脱顆粒」刺激を与え、細胞から放出されるヒスタミンやベータヘキソサミニダーゼを測定します。
医薬品候補化合物や化粧品のみならず、機能性食品素材などがアレルギーにどのような作用を及ぼすのか?
細胞を使って評価することをオススメします。
特長
- インキュベーターメーカーが手掛ける評価試験
- ベータヘキソサミニダーゼ測定で安価に幅広く評価
- ヒスタミン測定でさらに詳細な評価を実施
- 使用細胞・実験方法の検討から結果解釈など幅広くサポートします。何をどう評価すれば良いかわからない場合でもご安心ください!
- 健康食品・サプリメントを用いた評価実績がございます。
実施例
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分泌されるベータヘキソサミニダーゼを測定
炎症物質ヒスタミンやセロトニンと一緒に分泌されるベータヘキソサミニダーゼ(bHex)を測定します。(fig.1)
使用細胞:RBL-2H3(ラット白血病由来細胞株・分泌現象モデル細胞)
評価手法:IgEを付加させた後に分泌刺激し発色基質を反応させ吸光度測定
・bHexは刺激によって約50%が分泌される
・物質AとBは刺激による分泌を抑制した
・物質Cは刺激による分泌を促進してしまった
●AとBはアレルギーを抑える可能性がある -
分泌されるヒスタミンを測定
炎症物質ヒスタミンをELISAにより測定します。(fig.2)
使用細胞:RBL-2H3(ラット白血病由来細胞株・分泌現象モデル細胞)
評価手法:IgEを付加させた後に分泌刺激しヒスタミンをELISAで定量
※上記bHex結果を参考に物質Aの添加タイミングを変更して測定
・添加タイミング1と2ではヒスタミン分泌が抑制された
・添加タイミング3ではヒスタミン分泌に変化がなかった
●Aは添加タイミングによっては効果が弱まる可能性がある
納品物
・作業報告書(電子データ・印刷物)・タイムラプス撮影をおこなった場合はそのデータ
* そのほか要望に合わせて納品物をご用意いたします。ご相談ください。
ご注文に関して
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製品カタログ・リーフレット
参考価格・納期
サービス項目 | 価格(税抜) | 納期 |
---|---|---|
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関連サイト
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ヒト由来のサンプルの場合、ご所属の組織の倫理委員会などで承認が得られたものが受領されます。 - ※人間への感染性が疑われるサンプルに関しては、お受けできない可能性がございます。
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