テクノプロ / テクノプロ ID: J01487

遺伝子導入細胞の作製 ID: J01487

サービスについて

概要

こんな方にオススメ!
  • 遺伝子と細胞を指定するだけで、ベクター設計もお任せで作製してもらいたい。
  • 発現ベクターを好みの形に変更して、作製したい。
  • 遺伝子導入の実績がない細胞で実験をしてほしい。

対応業務

  • 遺伝子発現ベクターの設計と作製
  • 遺伝子導入細胞、遺伝子改変細胞の作製
  • ウイルスベクター調製(レンチウイルス、レトロウイルス、アデノウイルス、アデノ随伴ウイルス)
  • 分子生物学的解析(リアルタイムRT-PCR、マイクロアレイ、免疫沈降、ウエスタンブロット、サザンブロット、ノザンブロット、CLIPなど)
  • 細胞生物学的解析(免疫染色、in situ ハイブリダイゼーション、フローサイトメーター)
  • エピジェネティック解析(MSP、バイサルファイト・シークエンス、ChIP-PCRなど)

遺伝子導入細胞の作製試験の流れと実施項目

1.ヒアリング 専門性の高いスタッフがヒアリングし、使用目的に応じた最適な遺伝子発現細胞の
作製の手順をご提案します。
  • ベクターの設計(目的遺伝子の取得方法の選択、基本ベクターの選択)
  • 遺伝子導入法の選択
  • 導入遺伝子の発現解析法の選択
       
複雑なベクター構築にも対応可能です
  • 複数遺伝子の同時発現(IRES、T2A配列等)
  • 誘導性発現系の構築(Tet誘導系等)
  • 薬剤選択遺伝子の変更
  • プロモーターの変更
  • タグ配列、蛍光タンパク質の付加
2.発現ベクターの構築 合成遺伝子、cDNAなどから、PCR増幅、制限酵素処理等を行い、目的遺伝子を発現するベクターを構築します。
3.細胞への発現ベクターの導入 下記のいずれかの方法で発現ベクターを導入します。至適条件の検討も実施可能です。
  • リポフェクション
  • エレクトロポレーション
  • ウイルス感染(レンチウイルス、レトロウイルス)
       
4.ベクター導入細胞の選択(細胞の樹立) 薬剤処理によりベクター導入細胞を選択します。オプションでクローンの取得を行います。
5.樹立細胞における導入遺伝子の発現解析 下記の発現解析が実施可能です。
細胞の使用目的に応じて、最適な方法をご提案します。
  • 定量的RT-PCR
  • ウエスタンブロッティング
  • フローサイトメトリー
  • 免疫細胞化学(免疫染色)
       

薬剤に対する増殖能の変化、走化性の評価等の機能的解析もオプションで可能です。お気軽にご相談ください!

ウイルス粒子の調整

調製し、希釈したGFP発現アデノ随伴ウイルスをヒト腎臓細胞株へと感染(fig.1

  • アデノ随伴ウイルス
  • アデノウイルス
  • レンチウイルス
  • レトロウイルス

CRISPR/Cas9系を用いた遺伝子編集

  • Guide RNAの設計と切断能の評価
  • ベクターの設計と構築(レンチウイルス型、アデノ随伴ウイルス型等)
  • ノックアウト(ノックイン)細胞の樹立

実績

細胞 遺伝子導入法 導入遺伝子 発現系 樹立状態 発現確認
マウス繊維芽細胞 リポフェクション ヒト遺伝子2種 テトラサイクリン誘導発現型 クローン化
(20クローン)
定量的RT-PCR
マウスB細胞株 エレクトロポレーション ヒト遺伝子2種 恒常発現型 クローン化
(20クローン)
フローサイトメトリー
ヒト肝癌細胞株 レンチウイルス shRNA75種 恒常発現型 バルク75種 定量的RT-PCR
マウスT細胞株 エレクトロポレーション ヒト遺伝子14種 恒常発現型 バルク14種 ウエスタンブロッティング
ヒト腎臓細胞株 リポフェクション
Flp-in system
マウス遺伝子4種 恒常発現型 クローン化
(29クローン)
定量的RT-PCR
ヒト肝癌細胞株 リポフェクション ヒト遺伝子12種 恒常発現型 クローン化
(36クローン)
免疫細胞化学

ご注文に関して

お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。

参考価格・納期

サービス名 参考項目 価格(税抜) 納期
遺伝子導入細胞の作製
  • 1種類のヒト遺伝子のクローニングと発現ベクターの構築を行う。
  • 1種類の細胞にベクターを導入し、薬剤耐性細胞をバルク状態で取得する
  • 定量的PT-PCRにより導入遺伝子の発現解析を行う
お問い合わせ* 2~3ヶ月*

*クローン化(10クローン)を行う場合、別途費用、納期2~3ヶ月が追加されます。

関連サイト