概要
本サービスは、モノクローナル抗体そのもののアミノ酸配列を解析し、その情報を元に組換え抗体を作製するため、 ハイブリドーマが失われた抗体からでも組換え抗体が作製できます。
*ハイブリドーマからの抗体可変領域の遺伝子シークエンシング受託サービスについては
こちらをご覧ください。
抗体タンパク質シークエンシング受託サービスのワークフロー(fig.1)
- 抗体タンパク質のアミノ酸配列解析
- 抗体タンパク質を酵素で分解する。
- Thermo Orbitrap LC-MS/MSを用いて解析する。
- de novoペプチドシークエンシングを行う。
- 部分ペプチド配列をソフトウェアによりアッセンブルすることにより、完全長の抗体配列情報が得られる。
- 組換え抗体の産生
- アミノ酸配列解析の結果を元に遺伝子を合成、クローニングする。
- HEK293細胞で抗体タンパク質を発現させる。
- アフィニティ精製・ろ過滅菌する。
- 純度:>98%(SDS-PAGE)、エンドトキシン濃度:<1EU/mgの精製抗体を納品します。