特長
- NTAまたは蛍光NTAのいずれかをお選びいただきます。
- 測定可能な生体試料:血清、尿、細胞培養上清(無血清)、脳脊髄液(CSF)など。(それ以外の試料についてはお問い合わせください。)
- 粒子の測定は3回行い、エクソソーム粒子の平均粒径、モード径および濃度を示した解析データを報告書でご提供します。
- 撮影動画をwmv file形式で提供します。
分析例
- 分析手順
・0.02μmフィルターろ過によりバックグラウンド原因物質を除去したPBS中で測定を行い、LM10 NanoSight instrumentで撮影します。
- データ例
・エクソソームの粒径の分布と濃度の測定(fig.1)
NTAシステムによるExosome(エキソソーム、エクソソーム)の分析結果例はこちらをご覧下さい。
蛍光NTAについて(fig.2)
蛍光を用いない従来法NTA(ナノ粒子トラッキング解析法)では、膜フラグメント、タンパク質凝集物、その他のバックグラウンドとなる粒子によるデータも取得してしまいます。
インタクトなEV膜に特異的に結合する‘ExoGlow-NTA Dye’で標識したEVを蛍光NTAで測定すれば、非特異的な結果が排除でき、シグナル / ノイズ比の高いデータを得ることができます。