ID: J00935
ID: J00935
サーモフィッシャーサイエンティフィック / サーモフィッシャーサイエンティフィック
カスタムBacMam(哺乳細胞用バキュロウイルス)構築サービス
哺乳細胞への遺伝子導入を目的とした、バキュロウイルスを作製します。
カテゴリ
遺伝子工学 > 組換ベクター・ウイルス作製 > 各種組換えウイルスベクター作製
遺伝子工学 > 組換ベクター・ウイルス作製 > ウイルスパッケージ
サービスについて
概要
哺乳細胞への遺伝子導入を目的とした、バキュロウイルスを作製します。バキュロウイルスの高い感染力を生かし、一過性でのアッセイ用細胞の作製、モデル細胞群の構築、安定発現細胞株の取得が難しい遺伝子の導入などに適しています。
特長
- バキュロウイルスは哺乳動物への高い感染性を示しますが、増殖しないため、従来のウイルスシステムに比べ高い安全性を提供します。
- 初代細胞や幹細胞などの導入が難しい細胞への遺伝子導入に有効です。
- 共感染させることにより、複数遺伝子の導入も可能です。
- 導入可能な遺伝子サイズが他のウイルスベクターに比べ大きいです。
- InvitrogenTM GatewayTM 対応ベクターもございますので、お手持ちのエントリークローンからの構築が可能です。 * 本技術はオルガネラライト、イオンチャンネル用BioSensor等にも利用されています。
BacMamシステムの詳細はこちら(fig.1)
導入実績
初代細胞や幹細胞、各種培養細胞など、約130種類の細胞で導入実績があります。(fig.2)導入実績のある細胞リストはこちらから
試験フローチャート
受託項目 | 納期 | 説明 |
---|---|---|
1.クローニング | 5~6週間 | 目的遺伝子を発現ベクターに組み込みます |
2.バクミドの調製 | 2週間 | Bac-to-Bacシステムによりバクミドを調製します |
3.バキュロウイルス作製 | 4週間 | 目的遺伝子保有のバクミドをCellfectin II試薬により昆虫細胞へトランスフェクションします |
4.タイター測定 | 2週間 | 作製したバキュロウイルスのタイターを測定します (標準タイター:1×107~1×108pfu/mL) |
ご提供いただく物
- 目的遺伝子を保有したプラスミド (量はお問合せ下さい)
- 目的遺伝子の配列情報
納品物
- 作製したバキュロウイルス粒子液 (標準タイター:1×107~1×108pfu/mL)
- 試験報告書
ご注文に関して
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参考価格・納期
サービス項目 | 価格(税抜) | 納期 |
---|---|---|
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関連サイト
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