超解像度観察をデスクトップモデルとして提供するコンパクトで簡便なシステムです

Nanoimager

    ONI社が提供するベンチトップ超解像顕微鏡 Nanoimagerは、独自の設計により除振台、暗室が不要で分解能20nm(dSTORM時)を実現します。加えてNTA法による微粒子解析、TIRF、HILOによるライブでの一分子観察といった複数の機能を兼ね備えているため、様々な計測器を導入する必要はありません。
    顕微鏡ユニットは215×215×155mmのためクリーンベンチ内への設置も可能です。

    レーザーユニットと顕微鏡ユニットは光ファイバで接続されており、複雑なアライメント調整が不要ですぐ実験をおこなうことができます。付属のソフトウェアには分析ツールが付属しており、簡単な解析処理もできますが、より複雑な解析をおこなう場合はクラウドベースのソフトウェア”CODI”も無償公開されています(2024年9月時点)。

    【特長】
  • 複数の観察手法を搭載(dSTORM/PALM、共焦点、TIRF、HILO)
  • NTA法による微粒子解析
  • 一般実験台に設置可能。暗室、除振台も不要のため低導入コストを実現
  • 測定時の複雑なアライメントも不要
  • 最大4色、カメラを分割することで2色同時観察
  • 撮影条件設定と分析ツールを含むソフトウェア”NimOS”が標準附属
  • スライドガラス、Φ35 mmガラスボトムディッシュ、8ウェルガラスボトムチャンバーでの計測が可能

仕様

シリーズ Nanoimager
本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm
Microscope Module:215×215×155
Light Engine:215×420×450
重さ -
電源 -
FOV 50μm×80μm(対物レンズ100倍)
レーザー 405nm、488nm、561nm、640nm(640nmダイクロ)
カメラ sCMOSカメラ(1.6 electrons rms read noise)
Max100 fps
(フレーム高さを2%にトリミングすることで2,500fps)
2色同時観察可能
アプリケーション dSTORM/PALM、単一粒子追跡、共焦点、TIRF、HILO、smFRET
3D計測機能(リアルタイム3D位置分析、3D描画機能)
ステージ XYZピエゾステージ 可動域17.5 / 17.5 / 5mm
エンコーダ分解能:1nm
加温機能(~42℃)
データ形式 Tiff、CSV、オリジナルフォーマット
対物レンズ 100倍:NA 1.45
サンプル容器 スライドガラス:50~75mm×20~25mm
ガラス底35mmディッシュ、または8ウェルチャンバー
マイクロ流路デバイス
希望小売価格
(税抜)
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