超解像度観察をデスクトップモデルとして提供するコンパクトで簡便なシステムです

Nanoimager S

    Oxford Nanoimaging社製 Nanoimagerは、超解像度観察をデスクトップモデルとして提供するコンパクトで簡便なシステムです。独自の設計により除振台、暗室を必要とせず、一般実験台、もしくはクリーンベンチ(計測ユニットのみ)に設置可能です。20nmの分解能をもち、dSTORM、PALM、単一粒子追跡、TRIF、HILO、smFRETの測定機能を小さな光学ユニットに集積しています。

    励起レーザーはユーティリティユニットに搭載され、計測ユニットと連結されているので、設置時のアライメント調整など不要な簡便設計となっています。ソフトウェアには分析ツールが設定されており、取得済みの画像の解析処理を行うことができます。

    【特長】
  • 複数の超解像度測定技術を搭載(dSTORM、PALM、単一粒子追跡、TRIF、HILO、smFRET)
    *デジタル共焦点機能(ソフトでの画像処理)
  • コンパクト、デスクトップモデル
  • 除振台、暗室など周辺設備が不要で、低い導入コスト
  • 測定時のアライメント調整不要
  • 最大4色、2チャンネル同時観察(Sモデル)
  • 撮影条件設定と統合された分析ツールを含むソフトウェア “NimOS”付属
  • スライドガラス、ガラスボトムΦ35mmディッシュ、8ウェルチャンバーの計測可能

仕様

シリーズ Nanoimager Sモデル
本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm
Microscope(観察部):215×215×155
Light Engine(光源ユニット):215×420×450
重さ -
電源 -
レーザー 4色レーザー搭載可能
最大2色同時測定
蛍光励起波長 405nm、488nm、561nm、640nm
明視野
カメラ sCMOS (1.6 electrons rms read noise)
測定方法 dSTORM/PALM、単一粒子追跡、TIRF、HILO、smFRET
デジタル共焦点機能(ソフトでの画像処理)
画像取得速度 100枚/秒
(フレーム高さを2%にトリミングして、2,500枚/秒)
加温、ガス混合機能 加温機能(~42℃)搭載
CO2ラインなど、環境調整部材設置 可能
測定サンプル容器 スライドガラス:50~75mm×20~25mm サイズ
ガラスボトムの35mmディッシュまたは8ウェルチャンバー
マイクロフルイディクス容器(ガラスボトム)対応
データ形式 エクスポート機能:TIFF、CSV形式
特長 ■XY軸で20nm(dSTORM/PALM)
超高解像度の4色での粒子、細胞、組織イメージング&Z軸50nmでの3Dイメージング(2色同時も可能)
■スモールサイズ
バイオセーフティキャビネットに入れることが可能
■除振台、暗幕など周辺環境設備不要
希望小売価格
(税抜)
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