TD-NMR スペクトロメーター Spin Track

ID:K04037

自由にカスタマイズ可能な安価で高機能なTD-NMR

Spin Track

    時間領域核磁気共鳴装置(TD-NMR)はゴムの加硫状態や樹脂の架橋状態の違い、薬剤や薬品の結晶状態などを分子レベルでの運動性として数値化します。
    レオロジーとも関連深い評価法ですが、非破壊かつ短時間で測定可能なことが特徴です。相対比較ではありますがわずかな違いを数値化することが可能ですので品質管理にも適しています。アイデア次第で無限の可能性を秘めいている評価法です。

    【特長】
  • 選択のみでの、簡便な操作
    (デフォルトで基本的なシーケンスファイル付属)
  • ワンクリックで各成分に分けることも可能な、多成分解析機能
  • 熟練者にも対応し、自由にシーケンスの作成が可能(詳細な設定、カスタマイズも可能)

仕様

シリーズ Spin Track
本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm
マグネットユニット:約175×260×245
分光器:約420×260×140
高温オプション:約255×180×70
重さ マグネットユニット:約33kg
分光器:約9kg
高温オプション:約1kg
電源 AC100V 50/60Hz 5A(20MHz、150℃温調付きの場合)
測定項目 緩和時間:T1(飽和回復法、反復回転法)
緩和時間:T2(CPMG法、Solid Echo法、MSE法など)
拡散係数
スピン拡散
測定核 1H、2H、3Li、19F、27Al、23Na、31P 選択可
共鳴周波数 14~64MHz 選択可
測定時間 数十秒~数分(測定時間はサンプルの性状に依存)
プローブ径 5、10、18、40mmΦ選択可
試料に関して 【プローブ径10mmΦの場合】
試料の形状:問わない(分取可能である事)
試料の特性:観測核が含まれること(密度が低いと測定に時間を要します)
試料量:NMRチューブ底から約1cm
温調 室温+5℃~50℃(標準装備)
室温+5℃~150℃(高温オプション)
 *低温は要相談
操作性 オートチューニング
シーケンスファイルの選択により簡便な測定を実現
応用的な詳細設定も可能
設置スペース W700×D600mm(本体、ノートPC)
希望小売価格
(税抜)
お問い合わせ
(ノートPC含む)