核酸自動分離システム QuickGene-Auto12S / QuickGene-Auto24S

ID:K03185

複数サンプル同時処理で運転時間を短縮

QuickGene-Auto12S / QuickGene-Auto24S

  • 卓上サイズの核酸自動分離装置
    高品質な核酸を短時間で分離する小型の核酸分離装置です。検体数に応じたラインナップをそろえています。12(Auto12S)、または24(Auto24S)検体同時処理可能で、200μLの液体サンプルからのDNA回収を全自動で行います。その他、動物組織等のサンプルにつきましてもライセート調整後から自動運転が可能です。

  • プレバックタイプの試薬キット
    運転に必要な試薬を1サンプルずつ分注してご提供することで、必要試薬量の計算や試薬ボトルからのとりわけ作業など、試薬セットにかかる手間を削減しました。また、装置にセットするまで密閉状態を維持できるためコンタミネーションリスクの低減が図れます。
    QuickGene-Auto12S / 24Sの専用キットには、ヒト・マウス・植物・菌などさまざまな試料からのDNA / RNA分離に対応しています。

    関連製品リンク:専用試薬キット

  • FFPEサンプルを対象にしたDNA自動分離アプリケーションを開発中
    FFPEサンプルからのDNA抽出作業は面倒な前処理(脱パラフィン処理や組織溶解処理)が必須です。
    お客様のそのお悩みを解決するために、クラボウはサンプルの前処理からDNA抽出までを全自動化したアプリケーションと専用キットを開発中です。本アプリケーションは、各種準備時間と装置運転時間を含めて2.5時間でDNA抽出が完了します。
    * 仕様が変更になる可能性がございます。最終的な仕様は正式リリースをお待ちください。


  • 高純度・高収量のDNA回収
    核酸吸着媒体には独自の多孔質メンブレンを使用しています。
    高い核酸吸着性と容易な脱着性を有し、従来のグラス繊維に比べて極めて薄い100μm以下の厚みを実現。低圧力にて素早くサンプル溶媒を透過できるため、ダメージを減らしながら、高純度・高収量のDNA / RNA回収を可能にしました。

  • 長鎖DNAを分離可能
    QuickGeneシリーズ特有の低圧力での溶出により、ダメージレスなDNA精製を可能に。一般的なスピンカラム方式や磁気ビーズ法だと40~50kbp程ですが、本製品では最大約100kbpの長鎖DNAを分離することができます。

仕様

シリーズ QuickGene-Auto12S QuickGene-Auto24S
本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm
480×620×590830×620×600
重さ 55kg80kg
電源 AC100~230V
サンプル数(本) 1~121~24
プロトコル 血液DNA、組織DNA、プラスミドDNA、血液細胞RNA、組織RNA、細胞RNA
処理時間(例) 全血(約23分)、マウス肝臓(約30分)* 等
DNA回収容器 1.5mLマイクロチューブ、2mLマイクロチューブ
操作画面 タッチパネル
UVランプ
希望小売価格
(税抜)
2,800,000円
(税込 3,080,000円)
3,900,000円
(税込 4,290,000円)
* 前処理後サンプルのセットから

専用試薬
                    
製品名 製品番号
Auto-DNA全血キット AS-DB
Auto-DNA組織キット AS-DT
Auto-FFPE DNAキット AS-DF
Auto-血液細胞RNAキット AS-RB
Auto-組織RNAキット AS-RT
Auto-培養細胞RNAキット AS-RC
Auto-プラスミドDNAキット AS-PL
Auto-ウイルスRNAキット AS-RV