MS Bioworks / フィルジェン ID: J00630

タンパク質配列マッピング解析サービス ID: J00630

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タンパク質の同定効率を最大限に高めます

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サービスについて

概要

タンパク質配列マッピング解析サービスは、LC/MS/MS分析において、3種の酵素（トリプシン、キモトリプシン、及び、エラスターゼ）を用いて、サンプル処理を行い、それぞれの酵素処理によるデータ及び3種のデータを合わせたデータによってペプチド同定とタンパク質配列決定を行います。このアプローチにより、タンパク質の同定効率を最大限に高めることができます。

サービス内容

タンパク質配列マッピング解析のワークフロー（fig.1）
GST-MAPK3の配列決定例（fig.2）
3つの酵素（トリプシン、キモトリプシン、エラスターゼ）からの解析データを組み合わせたデータ。配列カバー率100%。
使用機種（fig.3）

fig.1 タンパク質配列マッピング解析のワークフロー

fig.2 GST-MAPK3の配列決定例

fig.3 使用機種

ご送付サンプルについて

QCシートを同封の上、サンプルと同封してフィルジェン社までお送り下さい。
サンプル発送費用は、お客様負担となりますので、ご注意ください（荷受人負担での発送荷物の受け取り不可）。
ご提供頂いたサンプルにつきましては、海外業務提携先で受託解析作業を実施するため、
基本的にサンプルの返却は行っておりませんので、あらかじめご了承ください。
＊土日祝祭日のサンプルの受け取りは不可

サンプルタイプ	輸送温度	必要サンプル量
SDS-PAGEバンドまたは、2Dゲルスポット対象生物種をご指定ください。	4℃	ターゲットを含む3つのゲルバンドが必要各バンドに≧500ngの標的タンパク質が含まれている必要があります。ゲルバンドの大きさは、～1×5mm ゲルスポットの大きさは、～直径2mm
組み換えタンパク質または、精製タンパク質溶液対象生物種をご指定ください。	-80℃ （ドライアイス詰めで冷凍便）	標的タンパク質　15μg以上

＊ゲルの場合の注意事項
ゴム手袋を装着し、クリーン環境下で作業してください。ゲル切り出し後は、1.5mLマイクロチューブへ移し、100μL H2Oに浸漬した状態でお送りください。銀染色の場合は、シルバーステインプラスキット（Bio-Rad）の使用は避けてください。

＊タンパク質溶液の場合の注意事項
推奨される溶媒は、水または＜50mMの揮発性塩（重炭酸アンモニウムなど）です。界面活性剤、グリセロールおよび不揮発性の塩の使用はできるだけ避けてください。
溶液のクリーンアップが必要な場合は、追加料金が発生する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

納品データ

CDまたはDVDにより、解析データをご提供いたします。

サンプル情報、作業内容、標的タンパク質について取得した配列カバレッジマップ、データの要約を含む解析レポート（PDF形式）
定性および定量的なタンパク質同定データを含んだデータリスト（excel形式）
独自のデータマイニングが可能なScaffoldファイル（sf3形式）
＊ Scaffoldファイルは、フリーソフトウェア「Scaffold Viewer」を用いて閲覧できます。

ご注文に関して

お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

参考価格・納期

サービス項目	サンプルタイプ	価格（税抜）	Cat#	納期
タンパク質配列マッピング解析サービス	ゲルまたは溶液	￥191,000/サンプル	F-MSB03-［サンプル数］	約1～1.5ヶ月

＊本サービスは、海外業務提携先で実施する解析サービスであるため、上記の解析料金の他、サンプルの海外輸送費が別途発生いたします。

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