いであ 食品・生命科学研究所 / フナコシ ID: J00345

Pull-down法を用いたタンパク質間相互作用解析受託サービス ID: J00345

タグペプチドを結合させたターゲットのタンパク 質と相互作用によって結合したタンパク質を免疫沈降により分離し、得られたタンパク質を質量分析を用いて同定します。

サービスについて

概要

Pull-down 法は、特定のタンパク質に対して相互作用するタンパク質を探索する技術として有効な解析手法のひとつです。タグペプチドを結合させたターゲットのタンパク質と相互作用によって結合したタンパク質を免疫沈降により分離し、得られたタンパク質を質量分析を用いて同定します。

特長

  • タグ付きタンパク質の作製から質量分析による同定まで、トータルに実験をサポートします。
  • 核内転写因子複合体などの解析にも最適です。
  • 目的に応じてタンパク質の発現系(E. coli、真核細胞)を選択できます。
  • 部分的なコース解析(例:免疫沈降~タンパク質の同定、タグ付きタンパク質の調製のみなど)も選択可能です。

解析の流れ(fig.1

  1. タグ付きタンパク質を作製
  2. タンパク質抽出物とタグ付きタンパク質を混合し、in vitroでタンパク質複合体を形成
  3. 免疫沈降によるタンパク質複合体の分離
  4. SDS-PAGEによるタンパク質の分離(*2)
  5. 質量分析計を用いたタンパク質の同定
*1(図中) タグペプチドの種類および挿入位置などはご相談に応じます。
*2     分離されたタンパク質が多数存在する場合は、二次元電気泳動を用いた分離もオプションとして可能です。

ご注文に関して

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参考価格・納期

標準的な解析期間は下表の通りです(数字はfig.1の各ステップに対応しています)。
コース価格(税抜)解析期間
標準パック(1、2、3、4、5)お問い合わせ4ヶ月~
免疫沈降コース(2、3、4、5)お問い合わせ2ヶ月~
タンパク質同定コース(4、5)お問い合わせ10営業日~
タグタンパク質作製コース(1)お問い合わせ2ヶ月~

* 試料の特性に応じて変わる場合があります。

関連サイト