北海道システム・サイエンス / 北海道システム・サイエンス ID: J02179

次世代シーケンス 遺伝子発現解析 ID: J02179

サービスについて

概要

リファレンス配列が利用可能な生物を対象に、RNA-Seqデータを使用した遺伝子発現解析を行います。
RNA-seq解析では、mRNAを効率良く解析するため、Total RNAの中で多くの割合を占めるrRNAの除去が重要です。
北海道システム・サイエンス社では、ご提供いただくTotal RNAから、Oligo-dTビーズ または Illumina社 Ribo-Zero Plus キットによるrRNA除去を行って、mRNAの網羅的なシーケンスを行います。

* リファレンス配列の無い生物の解析については De novoトランスクリプトーム解析のページをご覧ください。

解析の流れ

  1. シーケンスデータ取得
  2. 遺伝子発現解析
  3. 有意差検定
  4. GO解析 or パスウェイ解析

推奨データ取得量

シーケンス仕様 Illumina 150PE
データ量 2,000万リードペア / 検体

* データ取得量は、最低1Gb/検体(330万リードペア/検体)から、1Gb単位の任意のデータ量でご利用可能です。

解析メニュー

【遺伝子発現解析】(標準解析)
RNA-Seqデータを使用して、遺伝子発現量(TPM値)を算出します。
標準解析では、検体間・群間のFold Change算出まで実施します。有意差検定は別途オプションとなります。
  • 特徴
    ・遺伝子発現量の算出に特化した解析系
    ・発現量はTPM値で算出
    * 本解析では、リファレンス配列に対するアライメント情報(BAMファイル)は出力されません。
    * アライメント情報(BAMファイル)をご希望の場合は、別途オプションでの添付も可能です。
  • 納品データ例
    ・遺伝子発現テーブル(fig.1
     * TPM値算出後、検体間・群間のFold Change算出まで実施いたします。有意差検定は別途オプションとなります。
    ・各種Figure(検体間の発現プロファイル比較)(fig.2
【有意差検定】(オプション解析)
群間における遺伝子発現変動の有意差検定を行います。(n≧3 推奨)
  • 納品データ例
    ・有意差検定結果(fig.3
    ・各種Figure(fig.4
【GO解析】(オプション解析)
発現変動遺伝子群と関連性の高いGO(Gene Ontology)を探索します。
  • 納品データ例fig.5
    * ヒト・マウス以外の生物種の場合は事前にお問い合わせください。
【パスウェイ解析】(オプション解析)
発現変動遺伝子群と関連性の高い パスウェイ を探索します。
  • 納品データ例fig.6
    * ヒト・マウス以外の生物種の場合は事前にお問い合わせください。

サンプル必要量

生物種 提供サンプル種別 総量 濃度 液量
真核生物 total RNA 600ng以上 20ng/μL以上 30μL以上
mRNA 100ng以上 3ng/μL以上 30μL以上
原核生物 total RNA 1.5μg以上 50ng/μL以上 30μL以上
mRNA 100ng以上 3ng/μL以上 30μL以上

ご注文に関して

参考価格・納期

サービス項目 価格(税抜) 納期
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