セミナー情報
弊社取り扱いメーカーが開催するセミナー情報です。
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- 2025年12月22日(月) - 2026年01月12日(月)
■講師:ヤマサ醤油株式会社 医薬・化成品事業部 石毛 和也 先生
2025年2月に配信し、大変ご好評をいただいた下記の講演を再配信いたします。
セミナーご参加後、アンケートにご回答いただくと講演資料をダウンロードいただけます。
なお、再配信のため講演内容に関するご質問にはお答えできませんのでご了承ください。
ヤマサ醬油株式会社 医薬・化成品事業部
石毛 和也 先生の講演をお送りします。
5’-CMP(5’-シチジル酸)はDNAやRNAの構成単位であるヌクレオチドの一つであるが、細胞膜の主成分であるリン脂質の生合成に欠かせない原料でもある。主要なリン脂質であるホスファチジルコリンはCDP-コリンを前駆体として生合成されるが、その出発基質として5’-CMPが必要となる。5’-CMPは母乳中に他のヌクレオチドと比較して突出して多く含まれ、乳幼児の腸管上皮バリアの発達に重要な役割を果たしている。そして、この5’-CMPは皮膚に対して多彩な機能性を発揮する。皮膚老化の起点となる紫外線暴露時の表皮における炎症を抑制すると共に、表皮角化細胞を介して真皮線維芽細胞に作用してⅠ型コラーゲン産生を促進する。12週間の経口摂取でのヒトRCT試験(被験者は肌の乾燥を自覚する20~50代の男女)において、5’-CMP摂取群では、プラセボ群と比較して肌の赤みやシミが有意に抑制され、皮膚のたるみが有意に改善した。また、12週間の外用塗布でのヒトRCT試験においては、5’-CMP配合化粧品の塗布群にて、プラセボ基剤の塗布群と比較して目尻ジワが有意に改善した。では、5’-CMPはどのようなメカニズムでこのように多彩な機能を発揮するのであろうか。本セミナーでは、リピドミクス(マルチリン脂質解析)の手法などで5’-CMPの肌に対する多彩な機能性のメカニズムにアプローチし、そこから見えてきた作用機序の全体像について議論したい。
※お申込みされた⽅は期間中いつでも講演動画の視聴が可能となります。
- キーワード
- 5’-CMP,リピドミクス解析





