概要
Invitrogen
™ Gateway
™ クローニングの受託を提供しているのはInvitrogenだけ!
(* 他社に受託を発注する場合はライセンスを所有しているか確認してください。)
いまや多くの遺伝子がプラスミドにクローニングされています。しかし、ベクターによってはタンパク質発現に使用できない、できても一部の生物種のみの場合があります。今ある遺伝子群を有効活用するには適切な発現ベクターにcDNAを移し換える必要があります。多数の遺伝子を操作する、いわゆるハイスループットにはGatewayテクノロジーが最適です。
Gatewayクローニングの特徴を生かし、多検体(96ウェルプレート単位)を同時にクローニングするサービスです。
サービス内容
- 一度エントリークローンを作製すれば、様々な生物に対応した発現ベクターを容易に作製できます。
- エントリークローンは、Gateway BP反応で作製します。PCR産物の導入方向が一定なため、InvitrogenTM TA CloningTM よりも2倍の効率で目的クローンを取得できます。
- 制限酵素処理を用いる従来のクローニング法では、遺伝子の各配列により、クローニングサイトを個別に確認し、設定しなければならないため、その作業に長時間要します。しかし、Gatawayクローニングは全ての遺伝子で同一条件で操作できるため、短時間かつ安価に行うことができます。
基本作業・期間
プライマーの設計・合成 (*1) | attB配列及びご指定いただいた配列を付加したプライマーを合成 | 1週間 |
クローニング | PCR | 4週間 |
BP反応 |
プラスミド調製 |
シークエンス(*2) |
オプショナルサービス
発現クローン作製 | LR反応 | 4週間 |
プラスミド調製 |
シークエンス(*2) |
*1 鋳型となるものがグリセロールストックの場合はプラスミド調製を行います。
*2 インサート両末端のワンパスシークエンスです。完全長シークエンスはオプションとなります。
- このサービスは50検体以上から承ります
- 実際に行う作業は事前にお客様とご相談の上、決めさせていただきます。また、上記の基本作業から項目を追加・削除することもできます