エルシーサイエンス / 富士フイルム和光純薬 ID: J00194

microRNA、non-coding RNA解析 ID: J00194

LC Sciences社が開発したμPalaflo in situ合成法を使用して、最新のmiRBaseデータを基にmiRNAアレイを作成し、発現解析を行います。

サービスについて

概要

microRNAは、18~25塩基からなる低分子non-coding RNA(small ncRNA)の一種であり、遺伝子の転写後制御に関与しているといわれ、動物細胞から植物、線虫、節足動物、脊椎動物まで幅広い生物種に存在しています。
本サービスは、LC Sciences社が開発したμPalaflo in situ合成法を使用して、最新のmiRBaseデータを基にmiRNAアレイを作成し、発現解析を行うサービスです。新規miRNAを探索される方には、最大で3,918プローブ配列を搭載可能なnon-coding RNA受託サービスがおすすめです。

特長

  • microRNA(miRNA)、non-coding RNAを網羅的に測定・解析いたします。
  • トータルRNAをお預りし、データ解析結果をCDでご返却いたします。
  • in situ合成で、2015年1月現在miRBase 21に対応しています。
  • Multiple Species Arrayには1つのチップに複数の生物種のmiRNAが搭載されています。
  • お客様の選んだ配列を、100個まで無料で追加可能です。

サービス内容

  • 基本サービス

    ・QCチェック(OD260/OD280と濃度のチェック)
     この段階で、規定の条件をクリアしないサンプルについては、お客様にご連絡し、次のステップに進むかどうか確認いたします。
    ・microRNA、small RNAの分離
    ・ラベリング
    ・ハイブリダイゼーション
    ・スキャン:TIFF画像ファイル、数値生データをCDで返送いたします。
    ・解析データ:バックグラウンドサブトラクション、ノーマライゼーションを行った後、Log2レシオとt-testのp-valueが計算されます。
     データはエクセルファイルでお返しします。
  • サービスの流れ(fig.1
  • 解析例

    [in situ合成により均一なアレイシグナル]

    LC Sciences社のmicroRNA、non-coding RNAプロファイリング用DNAマイクロアレイプローブは、シリコンチップ上に刻まれた約3,700個のウェル(fig.2)内でin situ合成されます。in situ合成したアレイは、ピンスポットタイプやインクジェットタイプのアレイに比べてスポット-スポット間、アレイ-アレイ間のばらつきが減少し、均一なアレイが得られます。

    [Tm値の最適化と高い特異性を実現](fig.3

    独自の修飾ヌクレオチドを使用しTm値の最適化を行いパーフェクトマッチ(PM)と1塩基ミスマッチ(1MM)とのシグナル差は30倍以上となります。Let7 micro RNAファミリーのような21~23ntと短く配列の似たものも区別が可能です。

ご提供いただくもの

必要サンプル量:Total RNA1~3μg OD230/OD260 1.0以上
解析サンプル:Total RNA、miRNA、血液、細胞ぺレット、組織、FFPE

* サンプルは必ず1.5mLチューブに入れてください。小さいチューブはドライアイスで割れる恐れがあります。
* RNA抽出後、送付までの期間は、RNAを-80℃で保存してください。
* non-coding RNAのプローブ配列は、お客様ご指定の配列になります (最大3,918配列搭載可能)。

ご注文に関して

お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。

参考価格・納期

サービス項目基本料金(税抜)納期
miRNA Array(ヒト、マウス)¥140,0001ヶ月
miRNA Array(その他生物種)¥190,000
non-coding RNA Array single color¥220,000
RNA増幅¥80,000
Rushサービス¥70,000

* 1回のご依頼につき、基本料金が必要となります。

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