Phase Genomics / フィルジェン ID: J01182

ProximoTM Hi-C Genome Scaffoldings受託解析サービス ID: J01182

多様な動植物ゲノムにおいて、染色体スケールのスキャフォールディングを行います。

サービスについて

概要

Phase Genomics社のProximoTM Genome Scaffoldingサービスは、多様な動植物ゲノムにおいて、染色体スケールのスキャフォールディングを行います。Chromosome Conformation Capture法の応用により、ホルムアルデヒド固定をした細胞・組織を用いて、クロスリンクしたクロマチンからDNAライブラリーを作製・シークエンスすることで、各染色体の連続性の情報を取得し、断片化しているコンティグから、染色体スケールのスキャホールドを導きます。

特長

  • 動植物の新規ゲノムを染色体スケールでアセンブリ
  • 高分子DNAの抽出が不要:ホルムアルデヒド固定した細胞 / 組織を用いて解析
  • コンタミしたDNAのデータの除去
  • あらゆるシークエンスプラットフォームのアセンブリに対応: illumina、PacBioなど

解析の流れ

  1. 核DNAの物理的プロキシミティは、ゲノム上の距離と反比例します。クロマチンのプロキシミティは、クロスリンクによって染色体全体に渡る近接情報を維持しながら、in vivoに取得されます。
  2. クロスリンクされたクロマチンは断片化され、抽出されます。これらの末端はライゲーションされ、ペアエンドシークエンスされます。得られたシークエンスデータは、染色体のプロキシミティー情報を有しています。
  3. fig.1)(fig.2
  4. プロキシミティ情報により、ライゲーション部位間でコンティグを関連付けます。
  5. コンティグは、プロキシミティ情報に基づいて、染色体グループに分類されます。
  6. コンティグは、プロキシミティ情報によって、染色体スケールのスキャフォールドに並び替え及び方向づけられます。
fig.3

ご提供いただくサンプルおよび情報

  • Draft assembly(FASTA形式)
  • 固定済みサンプル
    (例)植物の葉:0.5g、動物組織:0.5g、培養細胞:108個、血液細胞:250μL
    * 組織サンプルを送付いただく場合、生物種によっては輸出・輸入制限のある場合がありますこと、予めご了承ください。

ご注文に関して

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製品カタログ・リーフレット

参考価格・納期

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