siRNA合成
受注から納品までの一貫したシステムで、お客様のニーズに合わせた様々なタイプのsiRNA合成を、RNase対策等の徹底した製造管理の下、高品質にご提供させていただく製造体制を整えております。
特長
- 脱塩処理は標準作業として行っております。
- in vivo実験グレードの合成も対応可能です。
- 特殊合成:修飾核酸(2’-O-Me、2’-F、LNAなど)の挿入にも対応致します。
- 標準ではoverhangはdTdTとなりますが、変更のご要望も承ります。
- ハイスループットスクリーニング用は96wellプレート中に凍結乾燥品として出荷いたします。
- アニーリング済での納品になりますので、すぐに実験にお使いいただけます。
siRNA配列設計
2024年12月末日までの納品分をもってサービス取り扱い終了予定です。
RNA干渉法に基づく遺伝子の特異的な阻害を行う場合、ターゲットとなる遺伝子に対して、適切なsiRNAの配列を選択する必要があります。本サービスはターゲット遺伝子に対する適切であり且つ効果的であると予測されるsiRNA配列の候補をご提案させていただきます。
特長
本サービスは高精度アルゴリズムとRNA干渉法実験データのフィードバックにより高い的中率を生み出しています。また、“遺伝子ファミリーの特定の遺伝子のみをノックダウンしたい”などの御要望にも高速サーチエンジンを用い柔軟にお答えいたします。
以下の指標をスコア化して、評価した上で最も有力な候補配列 5配列をご提示させていただきます。
Profile Score |
活性のあったsiRNAに共通する配列の特徴を表すプロファイルを利用しています。 siRNAの配列がこのプロファイルと一致するほど、活性が期待できます。 |
Load Score |
内部エネルギーの偏りをスコア化し、より効果的な配列を選択いたします。 |
GC Score |
siRNAのGC含有率が30%~50%の時にsiRNAとしての活性は最も高くなります。 このGC含有率をスコア化しています。 |
Position Score |
遺伝子中の位置と活性の高さとの関係をスコア化しています。 |
Specificity Score |
対象生物種のゲノム配列中におけるsiRNA配列の特異性をスコア化off‐ target効果を最小限に抑えます。 |
siRNA配列設計に関する注意事項
- デザイン結果に関してはノックダウンを保証するものではございません。
- 遺伝子名のみの場合、目的の遺伝子と異なる遺伝子を対象としてしまう可能性がある為、配列またはジーンバンクのAccession No.を指定してください。
- 対象遺伝子に対するsiRNA配列の特異性を出すためにBLAST解析を行なっております。実験対象生物をご指定ください。
- 複数遺伝子間、もしくはある遺伝子の複数生物間の共通配列を選択することも可能です。
- 配列デザインソフトウェアの精度向上のため、ノックダウン実験結果についてお尋ねする場合がございます。支障のない範囲でお答え頂ければ幸いです。