ID: J01088
ID: J01088
富士フイルム和光純薬 / 応用酵素医学研究所
ATP定量測定サービス
ATPを効率的に抽出し、ルシフェラーゼ発光法を用いてATP量を測定するための測定サービスです。
カテゴリ
細胞解析・作製・培養 > 機能評価・細胞培養・細胞解析 > 細胞アッセイ・細胞培養・細胞評価活性測定
動物実験 > 創薬・薬物動態研究・非臨床試験 > 動物生化学検査・免疫学試験・アレルギー試験
質量分析・試料分析 > 分析・合成 > 生化学分析
サービスについて
概要
本品は、応用酵素医学研究所の開発したATP測定キット(fig.1)を使用して、ATPを効率的に抽出し、ルシフェラーゼ発光法を用いてATP量を測定するための測定サービスです。本キットに含まれる独自の抽出試薬およびプロトコールによって、高いATP抽出効率を実現しました。これまで正確な測定が困難であった動物組織や血液サンプルにおいても高感度かつ定量的にATP量を測定することが可能です。特長
- 抽出・定量の簡単操作で迅速測定。
- 独自の抽出技術により、高い抽出効率と正確な測定を実現。
- ルシフェラーゼ法により、高感度にATPレベルを測定。【特願2008-017863(国際出願番号PCT/JP2009/051364)】
- 抽出後、-20℃で半年以上安定保存でき、まとめて測定が可能。
サービス内容
- 使用分野(fig.2)
ATPは…体内におけるエネルギー通貨
ATP量の変化…食品衛生分野や疾患等の研究分野で細胞のバイヤビリティの指標として注目されています。
・疾患モデルマウス等の組織中のATPの測定に最適
・エネルギー代謝研究において重要な、筋肉・肝臓組織等での正確なATPの測定
・生鮮食品・畜産物等の鮮度、保存法の評価
・植物育種学分野等
- キット内容
血液・培養細胞・微生物・植物(青果物)
AMERIC-ATP Kit(コードNo. 638-23501)
・抽出試薬A(医薬用外劇物:フェノール含有) 20mL×1本
・抽出試薬B(医薬用外劇物:クロロホルム含有) 30mL×1本
・ルシフェラーゼ溶液 1本
・ATP標準液(10-7 M) 500μL×1本
・測定用緩衝液 6mL×1本
動物の筋肉・脾臓・肝臓・心臓
AMERIC-ATP(T)Kit 組織抽出用(コードNo. 632-23881)
・抽出試薬A(医薬用外劇物:フェノール含有) 50mL×2本
・抽出試薬B(医薬用外劇物:クロロホルム含有) 20mL×1本
・ルシフェラーゼ溶液 1本
・ATP標準液(10-7M) 500μL×1本
・測定用緩衝液 6mL×1本 - サービスの流れ(fig.3)
ヒトの血液サンプルからのATP抽出は、応用酵素医学研究所では行っておりません。ヒト血液サンプル中のATP測定は、まずお客様に応用酵素医学研究所のAMERIC-ATPキットをご購入いただき、キットを用いてATP抽出後の溶液を送っていただく必要があります。
ご注文に関して
お問い合わせフォーム よりお問い合わせください。
参考価格・納期
受託パターン | 作業内容 | サンプル数 | 価格(税抜) | 納期 |
---|---|---|---|---|
1. サンプル前処理工程1 | 抽出 | 1~10サンプル | ¥18,000+¥700/1サンプル | お問い合わせ |
11~50サンプル | ¥2,300/1サンプル | |||
51~100サンプル | ¥2,200/1サンプル | |||
2. サンプル前処理工程2 | ホモジナイズおよび抽出 | 1~10サンプル検体 | ¥35,000+¥1,800/1サンプル | |
11~50サンプル | ¥5,000/1サンプル | |||
51~100サンプル | ¥4,800/1サンプル | |||
3. ATP測定 | サンプル希釈および測定 | 1~10サンプル | ¥35,000+¥300/1サンプル | |
11~50サンプル | ¥3,500/1サンプル | |||
51~100サンプル | ¥3,400/1サンプル |
1サンプルあたりの受託費用総額は、前処理工程1もしくは前処理工程2とATP測定費用の合算となります。
関連サイト
- ※価格及び、サービスの仕様・内容などにつきまして、予告なしに変更されることがあります。
- ※表示している参考価格は消費税等は含まれておりません。
- ※受託サービスは、すべて研究目的として作業を行います。その他の目的(医療品・食品の製造・品質管理や医療診断など)には使用しないで下さい。
- ※納期は参考納期です。諸事情により、前後する場合がございます。納期の詳細については個別にお問い合わせください。
- ※会社名・サービス名などは、各社の商標・登録商標です。
- ※納品物によっては、その構成物(例えば、ベクター、蛍光色素など)の使用に制限がある場合があります。
- ※ヒト臨床サンプルの場合はインフォームドコンセントを得ていることをご確認ください。
ヒト由来のサンプルの場合、ご所属の組織の倫理委員会などで承認が得られたものが受領されます。 - ※人間への感染性が疑われるサンプルに関しては、お受けできない可能性がございます。
- ※サンプルの保管および返却を行っていない場合があります。お客様より提供いただいたサンプルおよび解析データ等は、業務終了後、廃棄される場合がございます。