示差走査熱量計(DSC)NEXTA® DSCシリーズ

ID:K03760

DSC600:感度と分解能を高次元で両立したDSCセンサ搭載
DSC200:ベースライン安定性を重視したDSCセンサ搭載

DSC600 / DSC200

    Real View® による試料変化の「見える化」、温度変調 DSCによる重複する相転移の分離測定を実現

    従来からの世界最高レベルの感度とベースライン安定性をそのままに、Real View® の温度範囲を拡大、温度変調による比熱容量測定に対応しました。さらに安全性に配慮した設計に進化しています。
    高分子材料や無機材料、医薬品などの研究・開発ではもちろん、幅広い分野の品質管理部門でも、最先端の技術を容易に活用していただけます。

  • 世界トップレベルのベースライン再現性
    NEXTAシリーズでは、DSC600、DSC200ともに中心熱流方式のセンサ形状を採用しています。ヒートシンクからサンプルとリファレンスに均一に熱流入するため、安定したベースライン性能に貢献しています。加熱炉の断熱には低熱容量の金属製三層断熱構造を採用することで、世界トップレベルのベースライン再現性と高い安定性を実現しました。
  • 世界トップレベルの感度
    NEXTA DSC600では示差熱検出(DSC信号)の温度センサである熱電対を複数本直列に接続し多重化(サーモパイル)させた日立ハイテクサイエンス社開発サーモパイル型DSCセンサを搭載することで、0.1µW以下という高感度を実現し、より少ない試料での測定が可能となりました。

仕様

シリーズ DSC600 DSC200
本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm
420×600×639
重さ 57kg(オートサンプラ+安全カバー装着時)
電源 AC100-115V ±10% 12A(50/60Hz)、消費電力:1200W以下
熱流測方式 熱流束型
温度範囲 -150℃~725℃
測定範囲 ±100mW±200mW
RMSノイズ/感度 0.05μW/0.1μW0.1μW/0.2μW
熱量値精度 ±0.05% *In 10回連続測定における標準偏差(1σ)/ 平均値から算出
温度精度 ±0.01℃
ベースライン再現性 ±5μW *電気冷却仕様:-50℃~300℃、 10℃/min
プログラム速度 0.01℃~100℃/min
雰囲気 大気、不活性ガス
ガスコントロール マスフローコントローラ2ライン標準搭載
オートサンプラ 最大50個(オプション)
電気冷却ユニット -80℃~500℃(オプション)
自動ガス冷却ユニット -150℃~725℃(オプション)
自動空冷ユニット 室温~725℃(オプション)
希望小売価格
(税抜)
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