向流遠心クロマトグラフィーシステム

ID:K03419

カラムを使用しない精製テクニック

CPC250 / CPC1000 PRO / CPC+PLCシステム

    向流遠心クロマトグラフィー (Centrifugal Partition Chromatography)とは、液液抽出の原理を応用してサンプルの分離をおこなう向流クロマトグラフィー(Counter Current Chromatography)を応用した手法です。 一般のLCで用いられる固体サポート (カラム)が存在せず、専用ローター内の異なる溶液間において成分の分離をおこないます。カラム樹脂のような固定相への吸着が無くサンプルの全量回収が可能であり、最低限の前処理で精製開始可能、更には専用ローターはカラムのように劣化することがないためランニングコストの大幅低減が実現できるなど、「分取精製クロマトグラフィー」として大きなメリットを有する手法です。

  • 固定相にシリカ等の固体を用いない
  • 固定相への吸着がなく、サンプルの全量回収が可能
  • 溶媒以外の消耗品が無く、低ランニングコスト
  • 一台で様々なモードでの分離が実行可能
  • スケールアップが容易

仕様

シリーズ CPC250 CPC1000 PRO CPC+PLCシステム
型番 21141002 21141005
本体のサイズ
(W)x(D)x(H)mm
570×520×460
重さ 70kg115kg-
電源 110~120V 50/60Hz 400W(最大)
サンプル量 ~6g~100g-
希望小売価格
(税抜)
15,200,000円~
(税込 16,720,000円~)
26,500,000円~
(税込 29,150,000円~)
27,040,000円~
(税込 29,744,000円~)